ホワイトチョコはチョコじゃない!?ではその汚名をそそいでやる

ホワイトチョコはチョコじゃない!

そんな意見も聞こえて来ますが、私にとっては、ホワイトチョコもれっきとしたチョコレートです。

フランス人にしてみれば、「カカオの入らないチョコレートなどチョコではない!」そうですが、「そんなの関係ね~!」でしょう。




今回は、巷でウワサされている、ホワイトチョコの汚名をそそぎたいと思います。

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ホワイトチョコができるまで

チョコレートは、材料の割合によって、白くもなれば黒くもなり、スイートにも仕上がれば、苦み走った味にもなります。

そこで、ホワイトチョコがどのようにして作られるのかを見てみましょう。

まずは、ホワイトチョコに使われる材料に、スポットを当ててみました。

ホワイトチョコの材料

ホワイトチョコの材料は、一般的なチョコを作る際の材料と、それほど変わりありません。

材料

1. ココアバター

2. 牛乳、クリーム、脱脂粉乳(いずれか、もしくはコンビネーション)

3. 砂糖(粉砂糖またはグラニュー糖)

4. 塩少々

5. 好みによってバニラエッセンス

以上が、ホワイトチョコを作る場合の材料です。

脱脂粉乳の味や香りが好きでなければ、クリームや牛乳でも代用できます。

ココアバターの代わりに、乳製品のバターを使う人もいるようです(それこそチョコとは呼べなくなりそう)。

ミルクチョコやダークチョコを作る場合は、ここにココアパウダーを加えます(カカオ豆から作る人もいます)。

作り方は非常に簡単で、鍋に水を入れて沸騰させ、その上にボウルを載せて、そのボウルの中に材料を入れて溶かすだけです(作り方のコツは、材料を溶かす時に、ボウルを直接火にかけないこと)。

全ての材料が混ざり合ったら、型に入れて冷蔵庫で冷やします。

これで、美味しいホワイトチョコ(ミルクやビターも)の出来上がりです。

それでは、なぜホワイトチョコもチョコだと言えるのか?

それは、ココアバターの作り方にあります。




ココアバターの作り方

ココアバターは、カカオ(フルーツ)から作られます。

正確には、カカオの中にある、カカオ豆が原料です。

このカカオ豆を発酵させて、さらにロースト(焙煎)してから、皮をむいて、砕いて、粉にひいて、最後はドロドロのぺ-スト状(カカオリカ―と呼ばれる)にします。

カカオリカ―とカカオマスは、液状と固形状の違いであり、成分は全く同じです。

カカオマスとココアバターができるまで

このドロドロになったカカオリカ―に、圧力をかけてしぼり出したのが、ココアバターです。

ちなみに、カカオマスからココアバターを取り除いた状態のものを、ココアケーキと呼びます(これをさらに細かい粉にしたのがココア、ココアパウダー)。

ココアバターは、カカオの脂肪分になり、色は薄いきつね色か淡いコハク色です(ココナッツをしぼってできるココナッツオイルと似ていますね)。

では、ココアバターもカカオマスから作られるのに、なぜホワイトチョコをチョコレートと呼ばないのでしょうか?

それは、食物繊維やテオブロミンなど、カカオマスには含まれている栄養素がそっくり抜けているからです。

チョコレートには特有の、苦み成分などもなく、本来イメージされるチョコとはかけ離れているからでしょう。

とは言え、同じカカオから作られ、カカオマスをしぼってできるカカオバターが主成分である限りは、ホワイトチョコもチョコと呼べるのではないでしょうか。

味の好き嫌いはあっても、チョコレートとほぼ同じ成分(カカオパウダーを含んでいないだけ)で作られるのですから、チョコと呼んでも問題はないように思います。

むしろ、ココアアバターを使わずに作られるチョコを、チョコレートと呼べるのが不思議なくらいです。

美味しそう、でも何となく食べるのが怖そう

ホワイトチョコにまつわる都市伝説

一説には、「ホワイトチョコレートは体に悪い」と言われています。

本当でしょうか?

これは、東京理科大学が行った実験が元になる、風評被害です。

ホワイトチョコを作る場合、発色を良くするために、酸化チタンを使う業者がいます(現在はどうか分かりません)。

この酸化チタンが体に有害なため、「ホワイトチョコレートは体に悪い」と言われるようになりました。

しかも、その実験の方法が、酸化チタンを混ぜた食塩水を、マウスに直接注射したそうです(この方法なら、ほとんどの場合病気になりますね)。

そもそも、ココアバターを作るのに、酸化チタンなど必要ありません。

これは、一部の生産者による、ホワイトチョコレートの売り上げを伸ばすための誤った手段でした(チョコの白さを増すために行った)。

それを、いかにも全てのホワイトチョコレートに酸化チタンが含まれているかのように吹聴した、大学の研究室にこそ問題があります。

カカオバターとクリームを使って作るホワイトチョコに、酸化チタンが混入する可能性はなので、安心して食べて下さい。

ただし、ホワイトチョコを普通のチョコと比べた場合、その栄養価は比べ物にはなりません(もちろん、チョコレートの方が上です)。

糖質(多量の砂糖を使う)と脂肪分が多いのは明らかなので、あまり食べ過ぎるのは良くないでしょう。

終わりに

ホワイトチョコが脱脂粉乳の味しかしないなら、脱脂粉乳を使っていないホワイトチョコを食べましょう(普通のチョコレートでも、脱脂粉乳を使っているチョコはたくさんあります)。

ホワイトチョコが従来のチョコレートほど健康的でないのなら、無理をして食べなければいいだけです。

ホワイトチョコが不味いなら、美味しいチョコだけ食べましょう。

ホワイトチョコには、何かと賛否の別れる意見が寄せられますが、好きな人だけ食べればいい話です。

チョコレートに比べれば、いささか劣るところはありますが、それでも同じ食材から作られるチョコに変わりはありません。

もし、一つ贅沢を言うのなら、ホワイトチョコも普通のチョコレートと同じくらいに、栄養価を高くして作って欲しいものですね。

ホワイトチョコも、メーカーによっては、非常に美味しいチョコになります。

いかがでしょう、少しはホワイトチョコの汚名はそそがれたでしょうか?




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